●AUTUMN●

■秋…
夏の喧噪が去り、大気から徐々に湿度が失われはじめ、空がますます高く感じられるようになるとこの高原にも秋がやって来ます。花々は夏のなごりをを謳歌するように草原を彩り、木々はその葉の色を様々に変化させ、終わりゆく輝きの季節を金色に染めてゆきます。
この季節はまた実りの時でもあります。農家は収穫にいそしみ、酪農家は牧草やトウモロコシ等の飼料作りに余念がありません。
また山野には様々な木々が実を付け、野生の生き物にとって来るべき冬に備えての豪華な食卓を提供します。
どうかこの一年で最も爽やかな季節に八ヶ岳の自然のなかで森の恵みや大地の恵みを味わい、秋の一日をこころゆくまでお楽しみください。
[] [] [] [花暦]

ワレモコウ/秋の七草の一つ。花とは思えない地味な姿をしていますが、秋の高原には欠かせない風情があります。

草刈り風景/飼料用の牧草は年三回程刈られます。近年機械化が進み、大形トラクターを使って効率良く管理・収穫されるようになりました。      

タマゴタケ/濃い黄色の軸と暗赤色の傘の色が特徴の食用になるキノコ。バタ−ソテーなどにすると美味。

紅葉-1/秋の森の彩りの主役。季節によっては緑から深紅色までの様々なカラ−バリエ−ションを一時に楽しむことが出来ます。      






マツムシソウ/高原の秋を象徴する野草。複雑なかたちの花弁は薄紫色で茎や葉の繊細さとも合わせて、大変気品がります。近年その数が減り、清里周辺でもあまり見られなくなりました。

収穫された牧草/刈り取られた牧草は順番にロ−ル状にまとめられ、その後ビニ−ルシ−トで梱包されて冬の飼料として貯えられます。一時的に草地に残されたロールは秋の高原の風物詩となります。



紅葉-2/ミズナラの紅葉は派手なものでは
ありませんが、八ヶ岳高原の秋の雑木林の主役です。またミズナラは秋に沢山のドングリを落とし、森の動物達の貴重な食料を提供します。