●SUMMER●

■夏…
抜けるような青空の下、採草地には牧草が茂り、高地にある牧場には育成牛が放牧され、もっとも高原らしい風景を満喫出来るのがこの季節です。
梅雨明けと同時に登山シ−ズンも本格的となり、八ヶ岳を始め周囲の山々は多くの登山者でにぎわいます。またトレッキングやバ−ドウォッチング、フィッシング等アウトドアレジャ−を通して自然と触れ合うことができる機会が多いのもこの季節ならではのことです。
ただし高原の夏は以外に早く終わってしまいます。8月も半ばを過ぎると秋風が立つことさえあるほどです。ですから多くの夏の花々は5月から梅雨明けまでの間に一斉に咲き競います。野鳥もさえずりの時期を終え、以外に見つけにくくなるものです。
八ヶ岳高原の夏は初夏から梅雨時までを含めるとより一層その魅力が増すことでしょう。
[] [] [] [花暦]

盛夏の八ヶ岳連邦全景/梅雨が空けると木々の緑は一層その濃さを増し、全てのものが生命感に溢れかえります。山も淡いグリ−ンから透きとおるようなブルーへと美しいグラデ−ションをかたちづくり、空には真っ白い雲が沸き出します。

ハルジオン/観賞用に輸入されたものが野外に広がり、定着した帰化植物。どちらかといえば春の花といえますが、梅雨の前後によく見られます。

ホルスタイン(子牛)/清里高原で飼われている代表的乳牛。体色の白と黒のコントラストが特徴で、牧草地景観と良く似合います。他に小型のジャ−ジ−種もいます。

オーチャードグラス/開花期にはモスグリ−ンから薄紫への絶妙な色の変化が大変美しく、他のチモシーやイタリアンライグラスなどと共に牧草の代表種となっています。

ノイバラ/「野バラ」として親しまれ、2cm程の花が群生して咲きます。園芸種の花に比べると地味な印象ですが、ひとつひとつを良く見ると微妙な色の変化があり、見飽きることがありません。








アカツメクサ/英名レッドクロ−バ−。牧草地やその周辺に夏期を通して咲き、濃いピンク色の花が良く目立ちます。和名のツメクサは、陶磁器を輸出する際、クッションとしてつめたことによります。帰化植物。

アカゲラ/キツツキ科の代表種。雄は頭部と腹部の赤い色が良く目立ちます。八ヶ岳高原でも多く見られ、時折くちばしで木の幹を叩くドラミングの音を聞くことが出来ます。留鳥。